確定申告：e-Tax

えーっと、確定申告の季節です。
住宅控除があるので毎年申告しているのですが、
手続きが簡単で税額控除が「最高」5000円付というので
今回は「e-Tax」にチャレンジしてみようと思いました。

んが、しか〜し、
準備段階で挫折・・・・orz

準備内容は
1、電子証明書が必要（主に住基カード）
2、ICカードリード・ライターを要購入　

3、開始届けの提出
4、利用者識別番号の登録待ち

と、どう考えても２週間くらいは準備だけでかかりそう。
住基カード（登録は有料）なんて確定申告だけしか使わないのにわざわざ平日に休みを取って熊本まで帰って市役所に行くくらいならそのまま税務署で申告したほうがヨロシ。
ICカードリード・ライターなんて何でワザワザ3千円近く払って購入せにゃならんの？
しかもググってみるとカードもライターも耐久性がかなり悪いらしい(　ﾟДﾟ)ｳﾞｫｹ!!

まぁ百歩譲って初期投資はしかたないとするも、
利用には届け出をして識別番号の割り振りを待たないといけない。

んなアホな。

こうなってくると「e-Tax」の利用メリットである
・還付金の払い込みが短縮
・「最高」5000円の税額控除（必ず5000円とは限らない）
なんて薄れてしまう。
今まで通り、HPで申告書類を作って添付書類と送った方が確実じゃないか。
振り込みが３ヶ月から１ヶ月になったところで大して変わらないんだし。

逆に今年から添付書類が要らないって、そんなんじゃ払ってない医療控除を申請したりする輩が出てきやしないか？


このシステム、構築にかかった経費は500億だそうです。
しかもベースとなる税務所間の連絡ネットワークは構築に4000億、維持に毎年600億かかっているそうで、私たちが少額の還付金をシコシコ申請するのに莫大な私たちの税金が使われていることになります。

つまりe-Taxとは国が楽になって、ITゼネコンが大儲けするシステムだったというオチですか・・・・ああそうですか＿|￣|○